こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
今日は、西尾信用金庫にて社員研修の講師をさせていただきました。
西尾信用金庫様と当所では、職員のメンタルヘルスの支援に関する顧問契約を結び、その一環として職員様にカウンセリングを提供しています。
今回は、職場のメンタルヘルスの向上のための研修ということで、この春に入社した新入職員を対象に研修をさせていただきました。
テーマは「現代社会を生き抜くためのメンタルヘルス研修」。
職場におけるメンタルヘルスに関しては、国からの指針がありますし、その研修の枠組みについては、実は定番の内容があったりします。
しかしながら、現在の企業をめぐる厳しい職場環境においては、その定番の内容に沿って説明をするだけでは、不十分であるという思いが常々ありまして・・・。
そのため、前半の講義部分では、定番の内容を押さえながらも、近年の対人援助分野におけるトレンドワードでもある「援助希求力」について、色々と取り入れた内容でお話をさせていただきました。
そして、後半の演習部分ではメンタルヘルスに関するケーススタディを行ったのですが、グループ内での話し合いやロールプレイの場面では、それぞれの個性を十二分に活かして、和気あいあいと取り組んでいただくことができて、講師としてはうれしい限りでした。
入社して1ヶ月。新たな職場での研修ということで、どの参加者も緊張しながら、真剣に講義を聞いてくださったのですが、その真っ直ぐなまなざしと若いエネルギーを受けてしみじみ感じたのは・・・やっぱり若さっていいなぁ(笑)
この秋には支店長をはじめとした管理職の方々を対象とした研修を実施させていただくことになっているのですが・・・。
このように単発ではなく、重層的な形で研修を実施することで、その内容の整合性を高めたり、効果的なプログラムを作成することができるため、本当にありがたく感じていて、担当者様のご慧眼と細やかな配慮には、ただただ感謝しかありません。
みんなが悩みごとや困りごとを一人で抱えることなく、伝え合ったり支え合ったりすることができる社会に、少しでも近づくことができるように・・・その一隅を照らすべく、私にできることを1つずつ頑張っていきたいと思います。
今回の研修では、人事部の皆様や参加者をはじめ、多くの方々に温かなご配慮とご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
素敵なご縁に感謝・感謝です。