
ひきこもりの家族のためのCRAFTプログラムとは
ひきこもりの家族のためのCRAFTプログラムは、ひきこもりなどの状態にある方を支えているご家族様を対象にした、全8回で行われる心理教育プログラムです。
このプログラムは認知行動療法の考え方をもとに作られており、本人を無理に変えようとするのではなく、家族の関わり方を工夫することで、本人の前向きな変化を引き出すことを目指しています。
プログラムでは「行動の仕組みの理解」、「ポジティブなコミュニケーション」、「ほめ方」、「望ましくない行動への対応」、「相談機関の勧め方」などを段階的に学び、家庭の中に安心できる関係を築くことを目標に進めていきます。
どのような症状に効果があるのか
このプログラムは、ひきこもりや不登校、社会参加が難しい状態にある方を支えているご家族様にとって、役立つ内容となっています。
特に「声をかけると関係が悪くなってしまう」、「どのように接してよいのかわからない」と悩んでいるご家族様にとって、具体的な関わり方を学ぶことができる実践的なプログラムです。
ひきこもりの家族のためのCRAFTプログラムの特徴
ひきこもりの家族のためのCRAFTプログラムの大きな特徴は、日常生活の中で実践しやすい、具体的な関わり方を学ぶことができる点にあります。
ご本人様への批判や説得を減らし、認める声かけや小さな変化を評価する関わり方を増やしていくことで、家庭の雰囲気が落ち着き、信頼関係の改善につながることが期待されます。
また、具体的な対応方法を一緒に整理していくことで、ご家族様自身の不安やストレスが軽くなり、ご本人様が支援を拒んでいる場合でも、ご家族様ができる支援に取り組める点も大きなメリットです。
さらに、ご本人様との信頼関係を少しずつ回復させながら小さな変化を積み重ねることで、現実的な方法で回復を支え、適切なタイミングで相談機関や医療につなげるための準備も行っていきます。
<さらに詳しく知りたい方へ>
<参考文献>
・境泉洋「CRAFT ひきこもりの家族支援ワークブック」金剛出版、2013.
・境泉洋「CRAFT ひきこもりの家族支援ワークブック(第2版)」金剛出版、2021.
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