こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
今日は「安城市こども若者総合相談センターあんさぽ」の学習会に講師としてお招きいただきました。
テーマは「コミュニケーションが苦手な若者が安心する声かけワーク」
親子のコミュニケーションの中で「うまく行かないなぁ」と感じることって、誰にでもあることかと思います。
そのような状態が、何らかの理由で長く続いている時に、お互いの関係を少しでも心地よくしていくことにつながるような声かけについて、今回は参加者の皆様と一緒に考えてみました。
前半は、そのような時のコミュニケーションの心がけとして「今、できていることを見つめる」「普通のことを多く話す」「最高ではなく最善で」という3つのポイントをお伝えした上で、具体的な声のかけ方のコツをお話しさせていただきました。
そして、後半では「声のかけ方を試してみよう」ということで、架空事例を通して、SST(ソーシャルスキルトレーニング)という方法で、参加者の皆様と一緒にアイデアを出し合ったり、ロールプレイをしたりして、具体的な声のかけ方についてワークを行いました。
今日はコミュニケーションに関するテーマでしたが、最近はお子さんだけではなく、家族や支援者など大人自身が安心して過ごせることって、本当に大切だよなぁと、あらためて思うことがよくあります。
そのような社会や環境にしていくために、私には何ができるのだろうかと思ってみたり・・・たまたま大学の講義などで、ソーシャルアクションについてお話する機会が重なったこともあって、ふとそんなことを考えながら、事務所への帰路についた次第です。
すぐに答えが出ない問いではありますが、こういう気持ちになるのも、色々な人たちとの出会いやお話する機会があってこそ・・・本当にありがたいことです。
今回、お招きいただいた安城市こども若者総合相談センターあんさぽの朝倉センター長やスタッフの皆様、そしてご参加いただいた方々に心より御礼申し上げます。
素敵なご縁に感謝・感謝です。