こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
今日は「ルネサンス豊田高等学校」の本校と豊田駅前キャンパスを見学させていただきました。
ルネサンス豊田高等学校は、豊田市藤沢町に本校がある広域通信制の高校で、普段の学習は自宅でパソコンやタブレットを使って学ぶことができます。
こちらの高校の特長として、年間4日間の登校でよいことや、いわゆる学齢期を越えた生徒さんのコースがあること等があげられます。
今回、ご案内をしてくださったのは校長の牛山尚也先生。
実は牛山先生は、私の高校時代に社会科を教えてくださった恩師なんです。
先日、私が見学依頼のお電話を差し上げた際に、27年ぶり&苗字だけしか名乗ってないのに、すぐに「ひょっとしてわたるくん?」と気付いてくださって・・・本当にビックリ‼️
クラス担任ではない教え子のことを覚えててくださったことを、とてもうれしく感じるのと同時に、その誠実なお人柄に感服することしきりでした。
まずは、豊田駅前キャンパスでスクーリングの様子を見学させていただきましたが、ピカピカの校舎でどの生徒さんも熱心に授業に参加していました。
その後、市街地から少し離れたところにある本校にもお伺いましたが、こちらは映画のセットになりそうな趣のある校舎で・・・。
廃校になった小学校なのですが、隅から隅までキレイに磨き上げられていて、大切にされてきたことを感じられる、素敵な校舎でした。
こちらの高校では、対人不安などで教室にて授業を受けるのが難しい子のために、個別ブースが準備してあることなど、色々と細やかな配慮をされているのが印象的でした。
また、1人でスクーリングに参加するのが難しい生徒さんのために、親子スクーリングの回も準備されているとのことで・・・。
本当に支援が必要なお子さんのために、牛山先生をはじめスタッフの方々が、温かく寄り添いながら教育実践を展開されている様子が伝わってきて、何だか胸が熱くなりました。
牛山先生と色々なお話をさせていただきましたが、タンポポのようにふわりと相手のことを受け止めてくださる雰囲気は、昔も今も変わらずで・・・。
子どもたちの様子やご自身の実践について、イキイキとした笑顔で語ってくださる牛山先生の姿を拝見していて、あらためて「現場に立ち続けること」の尊さを学ばせていただきました。
私も1人の対人援助者として、笑顔で現場に立ち続けることを目指して、一つひとつのお仕事を丁寧に紡いでいきたいと思います。
今回、快くご見学の対応をしてくださった牛山先生をはじめ、スタッフの皆様方に厚く御礼申し上げます。
素敵なご縁に感謝・感謝です。