こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
今日は日本福祉大学のソーシャルワーク実習指導Ⅱの講義に、ゲスト講師としてお招きいただきました。
この科目は、ソーシャルワーカーを目指す学生さんが、各施設や機関に実習へ行くための準備として設定された内容です。
そのため、昨年と同じく「クライアントの心に寄り添う～利用者理解のためのワーク～」をテーマにお話させていただきました。
前半では、私が対人援助者として大切にしていること等について、さんぽ幸せ研究所の実践内容も交えながらお伝えしたのですが、どの学生さんも真剣そのもの。
後半では、架空のケースを題材にして「クライアントの心に寄り添いつつ、自分のできることを行動として行う」という、対人援助の基本について、ロールプレイを通して一緒に学ばせていただきました。
事前に受講されている方の実習先を伺ったところ、障害者福祉分野と児童福祉分野の学生さんばかりだったので、それに合わせてケースを準備して・・・。
今回は少人数のクラスの強みを活かして、SSTの技法を活用したロールプレイを、しっかり２ケース体験していただきました。
支援者役になった学生さんは、最初はドキドキした面持ちでしたが、きちんとイメージトレーニングをしてから、本番に取り組んでいただくと、現場のプロも顔負けの声かけや心配りを見せてくれました。
そして、ロールプレイ後は観客役の人たちから「よかったこと」や「できていたこと」のフィードバックをもらうのですが、その時の素敵な表情といったら・・・あぁ、若さっていいなぁ(←オジサン丸出しですね・笑)
一人ひとりのクライアントさんとの出会いを大切にしながら、それぞれの学生さんの持ち味を活かせる実習になることを、心から願いつつ帰路に着きました。
今回、ゲスト講師にお招きいただいた伊藤大介先生をはじめ、楽しく一緒に学ばせていただいた学生さん達に感謝・感謝です