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対人援助のお仕事

児童発達支援事業所「ぷちま~る」でお話を伺ってきました。

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 こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。

 今日は、愛知県碧南市にある児童発達支援事業所「ぷちま~る」の管理者である藤原直子さんにお話を伺ってきました。

 「ぷちま~る」は、主に就学前の障害児の発達支援を行っている事業所です。

 「ぷちま~る」の意味は、泡がぷちっと誕生して、みんなで優しく包み込んで、大きくま~るく広がって成長していくようなイメージをあらわしているとのこと。

 ちなみに、藤原さんは運営主体である合同会社Winの代表をされていて、子育て支援などの各種事業や、アンガーマネジメントの講師としてもご活躍をされています。

 当日、お伺いさせていただいて、まず驚いたのはスタジオジブリの世界に出てくるような、素敵な造りの建物です。

 この建物は梶川建設が100周年記念として建築したとのことで、外装だけではなく、室内のデザインや部屋の形なども、統一された世界観で仕立てられています。

 室内には段差があったり、隠れ家になるような個室があったりして、いわゆる支援がしやすいようなフラットなスペースはどこにもないのですが、お子さんたちはワクワクしながら通ってみえるそうです。

 その点について、藤原さんは「段差も含め、日常に近い環境の中で支援を行うことに意味があるし、その環境の中で子どもの遊びが展開していく」と考えているとのこと。

 お子さんたちが、段差の何段目からジャンプができるかを試してみたり、そこにシートを敷いて滑り台にしてイキイキと遊んでいるというお話を藤原さんからお伺いしながら、建物内をご案内していただきました。

 藤原さんはもともと看護師をされていて、産婦人科などの医療機関や、障害者の就労支援の事業所に勤めた後に、1年前に「ぷちま~る」を立ち上げたとのことです。

 就労支援の場で働いていて、障害を持っている方が自分自身の感覚を大切にすることや、自分の意思で物事を決めることの重要性を感じていた経験から、お子さんの支援において「プログラム」にとらわれることなく、本人の思いや気持ちに沿った遊びを大切にしているそうです。

 そのため、支援方法についても、1つの手法にこだわることはせずに、お子さんや保護者にとって必要なことを、一つずつ取り入れながら展開をしていきたいとお話されていました。

 今後はお子さんの支援だけではなく、若者支援などにも活動を広げて、あらゆる年代のサードスペースになる居場所を作っていきたいとのことで、ご活動がどのように「大きくま~るく」広がっていくのか、私自身も楽しみに思いながら、藤原さんのお話を伺っていました。

 発達の基礎となる乳幼児期に、その子自身の今の姿にしっかりと寄り添いながら、丁寧に成長を見つめていくことは、学齢期や青年期に成長していくための土台を育てていくことだと、私は考えています。

 藤原さんのお話を伺っていると、「ぷちま~る」はお子さんから若者まで、多くの人の「成長していくための土台」を育み続ける居場所として、日々進化していくのだろうなぁと思いますし、そうなって欲しいと心から願う気持ちでいっぱいです。

 ワクワクするような建物の中は居心地がよく、穏やかな時間が流れていたのも印象的で、聞き上手な藤原さんの雰囲気に甘えて、ついつい長居をしてしまいました(^^)

 お忙しい中、貴重なお時間をいただいた藤原さんをはじめ「ぷちま~る」の職員の皆様に感謝します。本当にありがとうございました。

 

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