こんにちは。愛知県安城市の「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
今日と先週の土曜日は、名古屋市にある「東海医療科学専門学校」で、社会福祉士養成課程のソーシャルワーク演習の講師のお仕事でした。
講義内容はコミュニケーションと相談面接の基礎ということで、座学やグループ討議、ロールプレイをふんだんに取り入れて、朝10時から17時まで6時間のロングラン。
昨年までと同様に「マイクロカウンセリング」と「ロングロールプレイ」という内容を通して、対人援助職としての基本的な面接技術を、一緒に楽しく学ばせていただきました。
ソーシャルワーク演習の講義自体は、他の大学でもレギュラーの授業として、通年で担当させていただいていますが、こちらの生徒さんは働きながら学んでいる社会人ばかりという特徴があります。
そんなこともあり、教える側としても通学過程での講義とは違った面白さがあるため、毎年楽しみにしているお仕事だったりします。
今回の生徒さんは、すでに現場で相談援助の専門職として活躍されている方ばかりで、ロールプレイ後の振り返り等でも、的を得た意見や感想が多く、私自身も大変勉強になりました。
そして、どの方からも「今日は生徒として学びにきた」という、謙虚で誠実な姿勢がヒシヒシと伝わってきたのが印象的でして・・・。
現場で経験を積んでいると、どうしても「お山の大将」的な思考や態度が出てきがちですし、私も気を付けなきゃと反省することがしばしばあったりします。
でも、今回の生徒さんたちは、本当に学びに対する姿勢が素晴らしく・・・その姿勢だからこその、多くの気付きと深い学びを得ていらっしゃることが、リアクションペーパーからも伝わってきました。
私もよく研修や講座を受講しますが、今回の生徒さんたちの謙虚で誠実な姿勢を見習って「素直な気持ちで謙虚に学ぶ」ことを心がけようと、あらためて感じています。
社会人の生徒さんから大切なことを教えていただいた、暑い夏の1日でした。
素敵なご縁に感謝・感謝です。