こんばんは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
今日は岡崎市教育委員会の校務主任会に研修講師としてお招きいただきました。
テーマは「寄り添い型支援の現場から~子ども・若者から学んだこと~」
カウンセリングをはじめ、相談支援においては色々なアプローチがあり、例えば心理療法だけでも世界には数百種類もあると言われています。
ちなみに、私の支援に関するスタンスは「折衷派」と言われるもので、クライアントさんの年代や課題、環境等に応じて、各種の技法を選択したり、組み合わせたりしたアプローチを行っています。
そのような中で、子ども・若者支援においては「寄り添い型支援」+「各種技法」というアプローチを中心に支援を展開しているのですが、今回は「寄り添い型支援」の現場で、私が子どもたちや若者たちから学ばせていただいたことを、色々とお伝えしました。
古くは学生時代のメンタルフレンドやBBS活動から始まり、長いこと「寄り添い型支援」の実践に携わってきたのですが・・・。
私は「寄り添い型支援」の良さは、本人と支援者が「支える」「支えられる」という一方向の関係ではなく、支援の中でお互いに成長していくことを大切にしているところだと考えています。
子どもや若者の生きづらさに寄り添いながら、その合間のタイミングで「スルッ」と必要な支援を提供することと、そのタイミングや見立てが「寄り添い型支援」のキモだったりするのですが・・・今回はそのあたりについても、私の今までの経験をベースにお伝えさせていただきました。
今回の資料を作成する中で、今まで出会ってきた多くの子どもたちの顔が浮かんだり、一緒に過ごした楽しい思い出や苦い思い出が、いっぱい心によみがえってきて、本当に色々なことを子どもや若者たちから学ばせていただいているなぁとしみじみ。
一人ひとりの子どもや若者との出会いに感謝して、心の中で手を合わせつつ・・・また明日からの出会いに期待して、これからも一緒に歩んでいけたらと思います。
細やかなご配慮をいただいた担当者様と、参加してくださった多くの先生方との素敵なご縁に感謝・感謝です。