こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
本日は、株式会社SCREEN様の研修の講師をさせていただきました。
今回のテーマは「アサーションを実践しよう」で、全8回の研修の6回目となります。
「アサーション」とは、自分も相手(他者)も大切にすることを目指した、適切な自己表現のこと。
私たちは日常の生活の中で、必要以上に攻撃的になってしまったり、反対に言いたいことを言えずに溜めてしまうことが、しばしば見られます。
そんなときに、アサーションの考え方を学んだり、具体的な方法を実践することによって、よりよい相互交流が生まれたり、自分の心の負担が少なくなる効果が期待できます。
今回の研修では、アサーションの基本的な考え方について、座学と体感型ワークを交えて色々と学んでいただきました。
例えば、アサーションでは自己表現について、「攻撃的な自己表現」「非主張的な自己表現」「アサーティブな自己表現」の3つのタイプに分けて考えます。
それを体感するために、実際にロールプレイで演じていただくと「そういうのやっちゃうよな~」「俺だったらもっと怒っちゃう」「断るのって以外と難しいね」と、苦笑いとともにリアルな感想がチラホラとでてきたりして・・・(笑)
座学だけではなく、心と身体を動かすことによって、生活の中で「やってみよう」という流れになっていくのは、体感型ワークの大きなメリットです。
その他、アサーティブな伝え方のコツや、実際のビジネス場面でのロールプレイを行いましたが、どの参加者の方も自分ごととして、熱心に取り組んでいらっしゃいました。
近年では、日常の人間関係のみならず、ビジネスの場面においても、アサーションが大きな役割を果たすと言われています。
上司と部下の関係や同僚同士の関係をはじめ、さまざまな人間関係で悩んでいる方に、アサーションについて知っていただけるといいなぁと、あらためて感じた1日でした。
株式会社SCREENの平岩社長をはじめ、ご縁のあった全ての方に感謝・感謝です。
※本記事の掲載については、株式会社SCREENの皆様にご承諾をいただいています。ご協力ありがとうございます。