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対人援助のお仕事

日本認知・行動療法学会に参加してきました(3日目)

更新日:

こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。

本日は寝ている最中に左足のふくらはぎがつってしまい、その痛みで足をピョコピョコさせながら中京大学へ。

昨晩、ビールを飲みすぎたかな・・・(笑)

①ソーシャルスキル教育

本日は、桜美林大学の小関俊祐先生のスキルアップセミナーから参加させていただきました。

集団を対象にした認知行動療法のポイントについて、学級集団への導入を中心に具体的な説明をしてくださり、そのわかりやすさは目からウロコ状態。

特に、SSTの場面における丁寧な観察学習をベースにしたロールプレイや、行動的アプローチと認知的アプローチを意識したアセスメントの視点は、明日からでも活用できそうです。

また、ソーシャルスキル教育において「何が大切かを、考えてもらえるようなプロセスを踏むことが重要である」ということなど、小関先生のお話を伺うことで、自分自身の日々の実践について、色々と振り返ることができました。

②CRAFTは、既存の認知・行動療法の技法の組み合わせと何がどう異なるのか?

CRAFTプログラムに取り組んでいる国内の実践者&研究者によるシンポジウムで、とても興味深い内容でした。

保護観察所や発達障害支援センターといった機関で、CRAFTに取り組んでいる報告者のお話だけでも興味津々でしたが、面白かったのはテーマに関するディスカッション。

まず、CRAFTのそれぞれのセッションにおける技法は、古典的な認知行動療法の技法であるということを、議論の中で確認できたことは、非常にスッキリとした点でした。

そして、支援の方向性として、コミュニティへの具体的な介入方法に関する議論など、これからの課題が明らかにされていたのも素晴らしく、現場の支援者としては、今後の展開に期待するばかりです。

今回のように、CRAFTプログラム自体に焦点を当てて、これだけ突っ込んだ議論を聞くことができる機会はなかなかないので、大変参考になりました。

また、ペアレントトレーニングとCRAFTプログラムの、両者の親和性と違いについても提示されていた点で、どちらも実践している私にとっては、1粒で2度おいしい内容(?)だったことも付け加えておきます。

あっという間の3日間でしたが、この学会で得ることができた知識を、明日からクライアントの皆さんに、よりよい実践としてお返しできるように頑張りたいと思います。

今回の素敵なご縁に感謝・感謝です。

<追伸>

昨日のお昼ごはんは、プチぜいたく&高カロリーだったので、今日はちょっぴり摂生してサンドイッチにしました(笑)

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