こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
本日は日本福祉大学大学院の「多職種連携実践Ⅰ」のゲスト講師として、修士課程の皆様に講義をさせていただきました。
前年までは「福祉サービスマネジメント特講Ⅰ」という講義でしたが、今年から科目名とコンセプトをリニューアルされたとのことで・・・。
そのため、私の方も「個人開業による対人援助職の実践と多職種連携」というテーマでお話をさせていただきました。
多職種連携に関しては、医療・保健・福祉の領域において、よく話題とされる内容ではありますが、その定義や対象、レベルについては、以外とあいまいなままで議論がされていることが多いように感じています。
そのため、まずはその定義や対象、レベルについて検討をさせていただいた上で、当所における多職種連携の実際に関して、具体例をあげながら紹介をさせていただきました。
当所は個人開業ということもあって、いわゆる各種の制度上における多職種連携とは、そのポイントや進め方について違いがあると考えています。
そのことを踏まえつつ、私が多職種連携の際に大切にしてきた「フォロワーシップを発揮すること」等について、ロバート・ケリーのフォロワーシップ論をベースにお話させていただきました。
この講義は、担当の山内哲也先生や、現場で広くご活躍されている社会人の院生さん、そして一般聴講をされている専門職の皆様からさまざまなフィードバックをいただける貴重な機会です。
今年も当所における支援や運営に関すること、多職種連携の具体的な方法など、色々な意見や質問を頂戴しましたが、一つひとつにご返答を差し上げる中で、日々の実践について言語化をすることができて、とても有意義な時間となりました。
毎年思うのですが、ゲスト講師として講義をしつつ、たくさんの気付きと学びをいただいているのは私の方だなぁ・・・としみじみ。
はじめてお招きいただいてから、今年で5年目になりますが、本当にありがたいことです。
山内先生や多くの院生さん、そしてご参加いただいた皆様との素敵なご縁に感謝・感謝です。