こんにちは。愛知県安城市の「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。
今日は日本福祉大学の「ソーシャルワーク実習指導Ⅰ」のゲスト講師としてお招きいただきました。
テーマは「実習日誌の書き方と実習計画書の活用方法について」
実習生にとって、毎日ヘトヘトになって実習を終えた後に、実習日誌を作成するのは大変な作業だったりします。
私も長年、福祉現場で実習生の指導に携わっていましたが、時間内で書けるように配慮をしつつも、学生さんが四苦八苦しているのを励ましていたことを思い出します。
そんな学生さんにとって大変な(実習指導者にとってもですが・笑)実習日誌を、なぜ書く必要があるのかということを、現場における記録のトレーニングという視点から、色々とお話をさせていただきました。
専門家の記録というのは「クライアントへのより良い支援のため」「支援者としての力量を高めるため」という文脈で語られがちなのですが、福祉現場ではもう1つ「支援の実績を収入につなげるため」という大切な役割があります。
そのことも含め、ちょっぴり固めのお話をさせていただいた上で、後半は「実習計画書の活用方法」ということで、いつもの(?)ワークショップ形式で、福祉現場の自己紹介のロールプレイに取り組んでいただきました。
今回は、ロールプレイ後のシェアの際に、クライアントの気持ちに関する深い考察をされたり、言葉での説明を丁寧にされている学生さんがいて、私も担当の先生も思わず唸ってしまうような場面があったりして・・・毎度のことながら、本当にいい勉強になります。
帰り道に、海近くの母校の寒〜い風を懐かしく感じながらも、ホクホクと温かな心になっていて、いい時間を過ごせたなぁとしみじみ。
ご一緒させていただいた学生の皆様と、担当の林祐介先生との素敵なご縁に感謝・感謝です。
ありがとうございました。