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日々の暮らし

何者でもなかったころに

投稿日:2025年3月6日 更新日:

こんにちは。愛知県安城市にある「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」の原田亘です。

昨日は午後からお仕事をオフにして、名古屋市内で懐かしい2人の友人と会ってきました。

1人目の友人との待ち合わせ場所に向かう途中に、千種駅前の河合塾があったのですが、そこは私が30年前に通った予備校でして・・・。

本当に大学に合格することができるのかなという不安をいつも抱えつつ、日々通っていたことを懐かしく思い出しました。

ただ、思い出すのは勉強を頑張った・・・ということではなく、仲間と一緒にガストで目玉焼きハンバーグとポテトを食べてたなぁとか、近くの本屋さんで時間をつぶしていたなということばかり(笑)

そんなことをぼんやりと思いながら、まずは20年来の友人と2年ぶりの再会です。

彼とはあるサークル活動で知り合ったのですが、私も彼も色々と紆余曲折のある人生を送りつつ・・・。

いつの間にやら、今では彼も40歳を超え、海外でお仕事をして活躍しています。

日本に帰ってきたタイミングで会ったりするのですが、いつもお互いの近況報告をした後は、昔あんなことがあったねという思い出話ばかり。

今回も、そんな思い出話が心地よくて、ついつい次の予定に間に合うギリギリの時間まで話し込んでしまいました。

ほっこりとした気分のままで、次は2人目の友人である倉橋くんと一緒に金山駅近くの居酒屋へ・・・。

倉橋くんは大学時代の社会福祉士の現場実習で、同じ児童養護施設に配属になり、泊まり込みで寝起きを共にした友人でして・・・実習が終わった後に、打ち上げと称して2人で飲みに行ったのはいい思い出です。

今回フェイスブックをきっかけにして、なんと24年ぶりの再会でしたが「お互いに歳は取ったけど、変わらないね」なんて言いながら、まずは生中で乾杯。

倉橋くんは、実習先だった児童養護施設に就職し、社会的養護のスペシャリストとして経験を重ねた後、自分でファミリーホームを立ち上げて活動をしていたとのこと。

そして、今はその児童養護施設の館長と、名古屋芸術大学の准教授として活躍しているそうで・・・彼の児童福祉にかける熱意とバイタリティに感服しっぱなしでした。

大学生の時に一緒に飲んだ際には、将来のことや恋愛の話題で盛り上がっていたような気がしますが・・・。

24年が経った今回は、彼の専門であるケアリーバーの生活困難に関する話題や、私が取り組んでいるトラウマのセラピーのことなど、お仕事の話題が尽きることがなくて、お互いに専門職としての技量を磨き続けてきたんだなぁと、会話の中で確かめ合えた素敵な時間でした。

そんなこんなで、しっかりと飲み過ぎて、たっぷりと酔っぱらって、オジサン2人で写真なんか撮っちゃって、フラフラと電車に乗って帰路についたのですが・・・。

今はいっぱしの顔をして社会に参加したり、専門職としてそれなりに活動をしているけれど、予備校や大学時代の「何者でもなかったころ」に積み重ねてきたことが、今の自分の生き方につながっているんだなぁと、しみじみと感じています。

でも「何物でもなかったころ」って、モヤモヤとして回り道ばかりで、それが未来につながるなんて確信を持つことはできなくて・・・もう一度戻りたいとは、なかなか思えなかったりもします(笑)

そんな時代のことって、ついつい忘れてしまいがちだけど、あの時感じていた気持ちは、いつまでも大切にしたいなと心から思います。

素敵なご縁に感謝・感謝です。

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