080-8478-2965

E-MAIL : sanpohappy@gmail.com

<電話受付時間>

月~土曜日 9:00~18:00

<サービス提供時間>

月~金曜日 10:00~22:20

土曜日 10:00~17:20

絵本の愉しみ

大人の絵本の愉しみ(後編)

更新日:

「大人の絵本の愉しみ(前編)」からの続きです)

4.大人が絵本と出会うための「ちょっとした」アドバイス

 さて、大人が絵本を愉しもうとする際に、ちょっとしたハードルになるのが「絵本との出会い方」だと私は考えています。

 なぜなら、子どものために絵本を選ぶことに慣れている大人はいても、自分のために絵本を選ぶということに慣れている大人はそれほど多くないからです。

 特に男性は子どもやお母さんたちがウロウロしている絵本売場に、フラリと立ち寄ることに気恥ずかしさを感じたりするかもしれません。

 私は、どんな絵本を選んだらよいのかわからないという方や、絵本売場で選ぶことに抵抗がある方には、絵本のブックリストから入ることをお勧めしています。

 絵本のブックリストは、絵本のあらすじや読者の声を紹介したもの(※5)や、特定の絵本作家の仕事を紹介したもの(※6)など、さまざまな書籍が発刊されていますので、それらをご活用いただけたらと思います。 

 しかしながら、皆様に時間的な余裕と少しの勇気があるのならば、絵本の品揃えのよい書店に直接出かけて、さまざまな絵本を手にとって選んでいただくことを、私は断然お勧めしたいと思います。

 先に紹介した柳田氏は、絵本を買うために毎月2000円の予算を組むことを提唱しています(※1)。私も大人になってから初めて絵本を購入する際には、自分自身の中で必ず1~3冊(冊数は財布と要相談)は購入すると「枠」を決めてから書店に出掛けると良いのではないかと思います。

 ちょっと大げさかもしれませんが、このように「枠」を決めて、事前に「今日は絵本を買うんだ」という決意をしておくことで、無事に絵本デビューを果たす良いきっかけになると思います。

 さまざまな絵本を手に取って、パラパラとめくりながらどれを買おうかと選ぶ時間は、とても自由で楽しい一時です。

 しかしながら、もし絵本を選ぶことに迷った際には、頭で考えるよりも、「何となく気持ちが落ち着く」とか「言葉にできないけど素敵」といった、自分自身の「直感」を大切にしていただきたいと思います。

 人との出会いや恋愛と同じように、絵本選びに関してもそのような直感こそが、かけがえのない一冊と出会う「ご縁」につながるものだと、個人的な体験からも(?)私は強く主張したいと思います。

5.おわりに

 絵本に対する熱い想いを語ってしまいましたが、今後、書店に出掛けた際に少しのお時間があれば、ぜひ絵本売場に立ち寄って、絵本を手に取っていただけたら幸いです。

 きっと、ささやかな人生の愉しみが一つ増えることにつながるのではないかと思います。

<文献>
(※1)柳田邦男「大人が絵本に涙する時」平凡社、2006。
(※2)河合隼雄他「絵本の力」岩波書店、2001。
(※3)村中李衣「お年寄りと絵本を読みあう」ぶどう社、2002。
(※4)山花郁子「お年よりと絵本でちょっといい時間」一声社、2003。
(※5)金柿秀幸編「幸せの絵本」ソフトバンクパブリッシング、2004。
(※6)小野明編「別冊太陽 絵本の作家たち(1)」平凡社、2002。

(愛知高齢者福祉研究会ニュースレター209号より転載)

 長めの文章でしたが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。私の絵本に対する熱い(暑苦しい?)想いが、少しでも伝われば幸いです(笑)

 今後、このブログでも、色々と絵本のご紹介をしていけたらと思っていますので、ぜひお目通しいただけたらと思います。

<PR>

西三河のお悩み・心配ごとのご相談は「カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所」

安城市、刈谷市、岡崎市、豊田市、知立市、碧南市、高浜市、西尾市へはご訪問も可能です。

-絵本の愉しみ

Copyright© カウンセリングとソーシャルワークのさんぽ幸せ研究所 , 2019 AllRights Reserved.